キャッチボールは野球の基本!ステップ編(1)

キャッチボール

こんにちは、タラさんです。
こうすれば正しいキャッチボール身につきます!

今回は【ステップ】について。
ここは最重要ポイントだと考えています。
しっかり理解してくださいね。
では解説していきましょう。

1.キャッチボールは、まず「歩く」ことを考えよう

 

野球の基本動作は、投げる、捕る、打つ、走るの4つ。
それぞれに正しい身体の使い方があります。
これを学ばなければなりません。

正しい身体の使い方を身につけると

「下半身で生み出されたエネルギーを無駄なく上半身に伝え、
ボールを投げる、ボールを打つ瞬間に一気に爆発させる」

ことができます。

すると、強く速い投球、強く速い打球が生まれます。

これを指導現場では
「身体全体を使って投げろ」と表現しています。
あるいは
「下半身を使って投げろ」もよく使われます。

しかし、この説明では
具体的にどうすればよいのか
選手はまったくわかりません。

全身で投げろと言われても、上半身ばかりに力が入り
結局はいわゆる肩の力に頼った「手投げ」になってしまいます。

「下半身を使う?」
おそらく選手たちはまったくイメージができないはずです。

「ボールを投げるのは腕だろう?」
この意識が非常に強いはずです。

身体の使い方のコツは身体の特定の部分に余計な意識をしないこと。
部分を意識すればするほど動きはぎくしゃくします。
滑らかなスーッとした自然の流れの動きを大切にすることです。

その一番簡単な動きが

 「歩く

ことです。

歩く際
足はこう出して、その時、腕はこうしてなどと意識している人はいないでしょう。
誰しもが無意識に動作を行っています。
ただ、知らぬうちに悪いクセを身に付けてしまう場合もあります。

ですから常に姿勢を正してスーッと歩くことを心がけてください。
きれいな歩き方は、無駄のない動作になります。
こうなれば自ずと自然な体重移動ができています。

下半身の動き、下半身の使い方は「体重移動」のこと。
これは「歩く」ことを思い出してもらうのが一番です。

余談ですが
私の指導はこの「歩く」ことをすごく重視しました。
練習最後のダウンも10分〜20分黙々とグラウンドを歩かせました。
100mの直線上をひたすら往復。
遠く一点を見つめ視線が上下左右にブレないように注意。
身体の軸をイメージして全身が一本の棒になった感覚で歩き続けました。
きれいな姿勢で正しく歩ければ、きれいなフォームで走れる。
そうなれば野球も上手くなる。口を酸っぱくして言い続けました。

ランニングが大事なのはこのことを意味しているのです。

2.歩きながらの自然な動きに 投げる動作をプラスすれば楽に投げられます

 

歩いている途中で目の前にボールがぶら下がっている。
そんなイメージを持ってください。
歩きながらそのボールをもぎ取って、そのままの流れで投げてみます。

そう、腕は勝手に回り始め、投げる形を作ってしまいます。

ここが大事なところ。
腕の使いかたなど一切考えない。
腕は自然に動いてくれます。

いざ投げようとするとき、
腕の使い方、ひじの使い方と
あれこれ考え始めるとおかしくなります。
余計な意識が体のバランス、リズムを壊してしまうからです。

よく指導者は言いませんか
「ひじを上げろ!」って。

「上げる」のではなく「上がる」のですよ。

正しく自然の動きに逆らわなければね。

3.まとめ

下半身の使い方=体重移動の仕方=自然の歩行

1. キャッチボールは「捕球」したら「歩く」
2.「歩く」ことが自然の体重移動
3.そのままの流れで投げてみよう。

最後までお読みくださりありがとうございます。
では次回をお楽しみに。

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