キャッチボールは野球の基本〜トップ編〜下半身の動き〜

キャッチボール

こんにちは、タラさんです。
こうすれば正しいキャッチボール身につきます!
今回はトップができる時の下半身の動きについてまとめます。
では早速、始めましょう。

まず前回までの復習。

「トップ」とは
前足が地面に着地し
ここから身体が一気に加速回転して
ボールを投げる動作に入る段階です。

「トップ」は一連の投げる動作のほんの一部分、
そのほんの一瞬にしかすぎません。

ただ写真だけを見て、その形作りにこだわってしまいます。
それよりも理想の身体の動かし方に意識を向けてください

1.下半身/全身の体勢の作り方

上半身は下半身の動きに伴い投げる動作に入って行きます。

あくまで下半身主導
ですから土台となる下半身が正しく動いてこそ
上半身の動きも正しく動きます。

1)ステップはカカトから目標に向かって一直線のライン上に踏み出す

「真っ直ぐに踏み出しなさい」

①投げる場合の始点は
小中学生なら軸足のカカトを始点に考えると良いでしょう。

カカト~つま先のライン
ボールを持つ腕の肩~グラブをもつ腕の肩ーそのヒジのライン
SSEが平行にある状態を作りましょう。
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②この時のステップラインが
アウトステップとインステップの見極める基準となります。
特にインステップは身体各所にストレスを与えます。
常に故障の原因と隣り合わせなのがインステップ。
やはり注意が必要です。


始点が決まれば、終点。これは目標点です。

これは軸足の始点が決まれば簡単です。
逆に言えば軸足がしっかり決まらないと
送球・投球は目標からズレてしまいます。

マウンドにピッチャープレートがあります。
これはホームベースに向かって
90度の角度で固定されています。
投手はこのプレイトに軸足を沿わせて投球します。

そう考えたとき

野手は
自分の足裏がこのピッチャープレイトと同じ意味をもつ
と考えましょう。

これまでキャッチボールにおいては
フロントステップでしっかり一歩踏み出すことを強調してきました。
これは自分の足裏をピッチャープレイと見立てて
目標への始点をしっかり固定する意味があったのです。
あらためてステップの重要性を認識してください。

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2)ステップする際のコツがあります

着地までの時間をできるだけ長くする。

言い換えると
ボールを持つ腕が自分の耳の近くまで挙がってくるのを待ってあげる。

①ステップ足はボールをもつ腕が身体の横に振り出されてから前方へ振り出す。
②軸足はしっかり地面に残し身体の軸は元の位置に残そうと頑張る。
③腕が上がり切ったら軸足は棒を倒すように45度の角度まで一気に倒れる。
④ステップ足は目標に爪先を真っ直ぐ向けで足裏全体で着地。

こうすることでいわゆる「身体の開き」を抑えることができます。

3)身体は横向きに 両肩のラインは目標に対して90度

トップとは踏み出し足が着地したその瞬間をいいます。
この時、受け手から見て胸が見えないように
身体は横向きが理想です。

投手を例に出せば

投手は打者に胸のマークを見せない状態を作ります。
あるいは3塁手に胸のマークを見せ続ける
といったら良いでしょうか。

でも、それもほんの一瞬なんです。

結局投げるには身体を開き、回転させないと投げられません。

よくい言う開いているとは
身体の回転し始めるタイミングが早いということなのです。

練習のポイントは
開くベストタイミングを見つける

ということになります。

 

2.ボールをバットに持ち替えるとバッティングのトップになるよ

「この野郎!」と殴りかかるイメージを持って
トップの体勢を作るとき
握りこぶしが
相手から
できるだけ見えないようにしてください。

自ずと身体は横むきになるはずです。
体重もやや後ろ足にかかった状態になります。
そうなればボールに体重をかけられ
力強いボールが投げられます。

ちなみに
この体勢でボールとバットを持ち替えれば

バッティングの際のトップの完成です。
バランスの取れた形は投げる・打つどちらも共通です。
キャッチボールが野球の基本と言われるのも
これで理解できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

3.まとめ

トップについて。

キーワードは

「カカト、つま先のラインを真っ直ぐに」
「肩ー肩ーヒジのラインは一直線」
「この野郎!」

声に出してやってみると良いですよ。
身体は自然にバランスの良い体勢を作ってくれます。

あれこれ細部を
考えすぎると
アンバランスな動きになります。
あくまで滑らかな自然の動きが大事なりますよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
では、次回をお楽しみに!

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